O様(東京都)
飲食店ディレクターO様(東京都)より、業務委託契約締結に基づく利益が得られなかったことを理由に損害賠償請求訴訟を提起して和解が成立した事案(東京地裁2012年和解)につき、当職の弁護活動に関するお言葉を頂戴しました。
【提訴に至るまでの経緯】
佐久間先生との出会いは、法的なことをご相談できる専門の方を探していたところ、無料相談窓口の電話でご対応くださったのが佐久間先生でした。
私はある会社から新たに事業を始めたいと、その会社の代表から業務依頼を受けました。それにあたり契約を交わしたいと申し出ていたのですが、契約をしないままに業務だけが遂行されるかたちになっていました。この事業の資金にと受けた融資もわずか数日で底を尽きたとの理由にて、スタートからわずか一ヶ月程で一方的に業務停止を告げられました。私はもとより、招集されたスタッフ、そして取引先の未払いも放置されたままで何一つ対応を頂くことはありませんでした。
私はこのことで他の仕事を断り専念する為に業務をお受けしたのですが、それまでの報酬や予定された契約事項、また未払いの立替えや取引先への支払い等をどのように解決することがよいのかを、専門の弁護士にご相談したいと佐久間先生にお願いをいたしました。
話し合いの示談に至らず、提訴することになりました。
佐久間先生からは、相手の状況からも果たして要求どおりに事が進むかわからないと言われました。
提訴をするにあたり、正直とても悩みました。
しかしながら、実は不法な状況におかれている方々がいること、最終的にはもみ消されたり泣き寝入りをするような結果になっていることを、実際に私はこの経験をしたことで知りました。そして提訴を行なう決心をいたしました。
【裁判和解の成立】
想像以上に裁判期間の心痛は大変なものでした。
そのなかで、先生からの励ましがあって最後まで裁判に望むことができました。
そのお陰でこちらのほぼ希望どおりに和解が成立しました。
相手の責任の無さ、または証拠となる記録も乏しいなかで、このような和解に至ったことは、佐久間先生の根気強いご対応があってのことと感謝しています。
【弁護士に相談する必要性】
本来、裁判を経験することがなくありたいものですが、ひとりでは解決できないこともあります。そうしたときに弁護士に相談することはとても大切なことと思いました。その意味で佐久間先生のご誠実で正義感のある、そして粘り強いご対応に心から感謝しております。
佐久間先生の今後益々のご活躍を期待しております。